広島県は求人が多くあり、住環境もいいので県外からの移住者も多いです。

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広島県の名目経済成長率

広島の街並み

 

広島県は港のある街ということに加えて日本有数の鉄の産地だったことから製造業が盛んです。

 

日本陸軍・海軍の主要拠点が置かれた歴史もあり戦前は軍需施設がありました。
そこで培ったノウハウで戦後は自動車や造船などの産業が活発になっています。

 

広島の立地は南に瀬戸内海と面して北側には山も多く平地の農業地帯も多数あります。

 

山海に恵まれた自然豊かな広島県の経済成長推移や経済動向を調査したところ、製造業の強い特性から日本全体の景気と連動性の高い地域であることがわかりました。

 

経済成長を表す指標の名目経済成長率の推移をご覧ください。

 

()内は国の名目経済成長率

平成19年:+3.5%(+0.3%)
平成20年:-7.8%(-4.1%)
平成21年:-4.2%(-3.4%)
平成22年:-0.4%(+1.4%)
平成23年:+2.8%(-1.1%)
平成24年:-3.6%(+0.2%)
平成25年:+2.6%(+2.6%)
平成26年:+4.7%(+2.1%)
平成27年:+4.7%(+2.8%)

参考元:平成27年度広島県県民経済計算結果
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/toukei/kenminkeizaikeisan.html

 

 

名目経済成長率とは

名目GDPの成長率を表したものです。名目GDP国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額を表わす指標です。
比較される指標でGDPデフレーターを個別に算出して取り除いた実質経済成長率があります。

 

広島県の実質経済成長率についてはコチラのページをご覧ください。

 

 

各業種ごとの動向

製造業

輸出額は円高や中国経済の減速などの影響で、直近は前年割れが続いています

 

円高の影響で利益率の高い一方で日本製は為替の影響で割高というイメージが根付いているため、輸出向け生産額は若干下降気味です。

 

内需では好景気の影響で堅調に推移していて、低迷する輸出と伸びる内需が相殺する形で、ほぼ横ばいの状況が続いていて、この先数年も横ばいで推移する見込みです。

 

小売業

雇用・所得環境が緩やかに改善していて、県民の消費意識も高いため、増加傾向が続いています。

 

不動産業

住宅ローン金利の安い影響で、分譲住宅やハウスメーカーの新築、その他中古の不動産売買は堅調に推移しています。

 

観光業

名目GDPで無視できない存在になっているのが観光業です。
外国人観光客の増加によって、国内GDPに与える影響は年々上昇しています。広島も順調に国内外からの観光客を増やしていて、毎年広島に訪れる観光客数は上昇しています。

 

 

広島県の主力産業

広島県内で強い産業は以下のものがあります。

 

  • 自動車
  • 造船
  • 鉄鋼
  • 半導体
  • デジタル関連
  • カキの養殖
  • 農業(ミカン、ハッサク、レモン、ブドウ、米、イチジクなど)

 

広島県でもっとも強い産業は自動車で、製造品出荷額22%、就業人口は17%&(製造業中)を占めています。

 

広島といえばマツダを思い浮かべる方も多く、広島の産業を支えています。

 

紹介したシェアはマツダ単体ではなく自動車産業全体で、下請け会社や部品メーカーも含まれています。

 

かつて「マツダ地獄」という言葉が広まるなど、過激な値引き販売で品質は安かろう悪かろうと評価されていましたが、SKYACTIV技術によって完全復活しました。

 

海外でのシェアを大きく延ばし、国内でも魅力的なデザインで若者から支持されています。今後もマツダの成長次第で広島県の製造業の成長率は大きく変わってきます。

 

マツダが苦しい時代も広島は地元愛が強くマツダ車を購入する地元住人に支えられていました。

 

広島は地元愛の強いことでも有名で、プロ野球の広島東洋カープは今でこそ強くなりましたが、低迷期にも地元ファンが離れなかったことで今の強い球団へ成長を遂げています。

 

 

広島は仕事も住環境も整った人気エリア

広島の市街地

 

広島県のメリットを経済中心にまとめました。

 

  • 完全失業率が低い平成29年度2.3%、全国平均2.8%)
  • ビジネスエリアや中心街の敷地が広い(1人あたりのオフィス面積が広い、住宅コストが安い)
  • 自然災害が少ない
  • 気候が良い
  • 船、飛行機、新幹線など大都市・海外と結ぶ交通インフラが整っている

 

広島には全国展開の大企業が拠点を置いているところも多く、転勤や就職で移り住む人も多いです。

 

広島居住者の満足度は高く、製造業全般が堅調に推移していることも労働環境の良さを底上げしています。

 

大企業勤務者の比率が高いのでブラック企業の少ない特性もあります。
広島中心街は中国地方最大の都市になっていて、食事も美味しいと評判です。

 

短期的に大きな成長を遂げる要素は少ないですが、過疎化の進む地域の多い中国地方において広島は経済面が安定しているので安心して住めるエリアだと評価できます。

 

 

起業のしやすさも魅力的

  • 居住者が多く、需要と供給のバランスが確立されている
  • 法人県民税の税率が大阪に比べて安い

という理由から、西日本の中でも事業を始めやすいエリアとして大変人気です。

 

また、銀行や信用金庫が多い広島県では、地域密着型のメーンバンクを見つけやすく、長期かつ安定した経営を行えるという点も追い風になっています。

 

なお、「借入に頼りたくない」という方は、ファクタリング(債権の売買)によって資金調達するという手もあります。

 

ひと昔前までは東京都や大阪府といった限られた地域のみでしか対応していなかった資金繰り方法ですが、インターネットが普及した事で広島エリア対応のファクタリング会社が非常に多くなりました。

 

このように、資金調達の方法だけでも多様な選択肢があり更なる発展と安定経営が見込める地域であると言えるでしょう。